交渉・契約
「民法の改正があったと聞いたが、利用している古い契約書を更新する必要があるだろうか。」
「取引先から契約書の内容変更を打診された。当社にとっては不利となる可能性があるが、応じる必要があるだろうか。」
契約や交渉について、こうしたお悩みをお持ちの経営者の方、管理職の方は数多くいらっしゃいます。
このページでは、企業法務にまつわる数多くのテーマのなかから、契約と交渉についてスポットライトをあてて、説明してまいります。
■契約とは
契約は当事者の申込みと相手方の承諾によって成立する、約束事のことをさします。
企業間の取引において契約がクローズアップされがちですが、日常生活で買い物をするのも契約の一種といえます。
世の中は、契約であふれているのです。
日本では、契約自由の原則として契約の内容については法令に定めがある場合をのぞいて自由に当事者で決めることが可能になっています。
それゆえ、さまざまな条件を契約に織り込むことが企業の契約書では非常に多くなっており、その内容について利害が対立することも少なくないのです。
■交渉の重要性
契約書で利害対立が起こった場合に、すぐに取引を中止するということは現実的ではありません。
かといって、契約書の内容を自社に不利なまま放置することは、将来にわたって大きなリスクとなります。
契約書の内容についての交渉がここで重要性を帯びてくるのです。
契約書内のある対立する内容について、どうしても承諾できないと押し返すのか、折衷案を再度提示するのか、その条項については全面的に受け入れる代わりに別の条項の修正を認めてもらうのか、などさまざまな方法が考えられます。
自社にとって最善の結果となるように、交渉をすすめていく必要があるのです。
フェアネス法律事務所は、東京都千代田区霞が関を中心として東京23区や藤沢市などで広く活動しております。
企業法務をはじめとした一般民事のほか、不動産問題や医療紛争など、特別法分野と呼ばれる範囲まで取り扱っております。病院M&Aや、宗教法人訴訟、ソフトウェア紛争等についても、お困りの際はフェアネス法律事務所までお気軽にお問い合わせください。
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弁護士紹介
昭和25年12月5日生まれ。慶應大学法学部を卒業。第二東京弁護士会に所属。弁護士として、30年以上のキャリアを持つベテランの弁護士です。
市民生活の法律問題全般や企業法務を幅広く扱っています。
また、社会問題への参画として日弁連裁判員本部委員を努めるなど、裁判員制度の推進・改善を目指す活動にも貢献。市民の皆様が裁判員として効率的に仕事ができるよう、有志で裁判員経験者との交流団体である裁判員経験者ネットワークを設立し、共同代表世話人として2ヶ月に一度、交流会を開催するなど、積極的な活動を続けています。
裁判員経験者ネットワーク https://saibanin-keiken.net/
弁護士 牧野 茂
- 所属団体
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- 第二東京弁護士会(17922)
- 第二東京弁護士会裁判員センター
- 日弁連刑事弁護センター幹事
- 著書
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- 裁判員裁判のいま(成文堂)
- 取調べの録画ビデオ~その撮り方と証拠化~(成文堂)
- 「民事陪審は実現できる」(二弁フロンティア2020年1月2月論考)
- 裁判員制度の10年(日本評論社)
事務所概要
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