不動産売買契約
不動産は高額であるため、その売買の際にはトラブルが発生するケースが多くあります。
場合によっては、多額の違約金や損害賠償金を請求されてしまうこともあるため、なるべくトラブルの回避を心掛けることが重要です。
■不動産売買契約のトラブルの典型例
不動産売買契約のトラブルの典型例として、以下のようなものがあります。
・購入した建物の設備が故障していたり、雨漏り・シロアリが発生しているなど、物理的な欠陥があった。
・購入した土地の地盤が弱かったり、土地の境界が画定していなかった。
・不動産購入後に、以前死亡事故があったことが発覚した等、心理的欠陥があった。
・投資用の不動産を購入する際に、空室リスクを小さめに説明された。
これらのトラブルが起こってしまった場合、売買契約の不履行に基づく損害賠償請求や、売買契約解除に基づく返金請求など、多額の請求をする又はされることが考えられます。
■不動産トラブルの解決方法
不動産売買トラブルが発生してしまった場合、①交渉→②調停→③訴訟、と手続きが進んでいくことになります。一般的には、交渉が決裂したら調停、調停がうまくいかなければ最終手段として訴訟となります。
いずれの手続きにおいても、弁護士などの第三者が介入することで、当事者間で冷静な話し合いができなくなることを防ぐことができます。特に、当事者間の意見が離れている場合には、弁護士が介入した方が良いでしょう。
また、弁護士に依頼することで、交渉から訴訟まで、代理人として手続きを代行してくれるだけでなく、不動産に関する専門的知識に基づいた対応により、早期解決・当事者の要望に最も適した解決をすることができます。
フェアネス法律事務所は、東京都千代田区霞が関で、一般民事のほか、不動産問題や医療紛争など、特別法分野と呼ばれる範囲まで取り扱っております。病院M&Aや、宗教法人訴訟、ソフトウェア紛争等についても、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。ご依頼者様にとって最適な解決方法をご提案させていただきます。
当事務所が提供する基礎知識
-
相続人の調査方法
■相続人の調査とは相続人の調査とは、相続が開始された際に、相続人が誰であるかを特定する調査のことをいいます。こうした調査が必要となるのは、相続をする際遺産分割協議を行うことが原因です。遺産の相続の仕方を話し合う遺産分割協 […]

-
再開発事業に関するト...
■再開発事業問題とは将来的に新たな街づくりを行う際、複数の土地をまとめて一体的に建て替えることを都市再開発といいます。再開発事業問題とは、こうした都市再開発に伴う古い土地(元の土地)に住まれている方への立ち退き料の支払い […]

-
損害賠償請求とは?慰...
離婚問題で慰謝料請求と言う言葉をよく聞きますが、交通事故などの場合はその他に、損害賠償請求もあります。どちらも賠償金が請求できることは分かりますが、その違いはどこにあるのでしょうか。今回は、損害賠償請求と慰謝料請求の違い […]

-
犯罪被害
損害賠償請求とは、相手方の「債務不履行」あるいは「不法行為」によって損害を受けてしまった場合に、金銭的な補償をしてもらうことのできる請求をいいます。「債務不履行」とは、相手方と契約関係にある場合で、相手方が契約に基づく債 […]

-
訴訟・紛争解決
「顧客とトラブルになり訴訟を起こすと言われてしまった。訴訟になったらどういった対応をするべきなのか分からず困っている。」「取引先が倒産しそうだという情報を受けた。債権回収をしようと思ったが、応じてもらえず困っている。今の […]

-
今からすべき相続対策...
遺産相続は、ご自身の死後、大切な家族が安心して暮らせるようにするための重要な手続きです。しかし、相続は複雑で、遺産の分け方を巡って家族間でトラブルになることも少なくありません。こうした事態を未然に防ぎ、故人の意思を尊重し […]

よく検索されるキーワード
弁護士紹介
昭和25年12月5日生まれ。慶應大学法学部を卒業。第二東京弁護士会に所属。弁護士として、30年以上のキャリアを持つベテランの弁護士です。
市民生活の法律問題全般や企業法務を幅広く扱っています。
また、社会問題への参画として日弁連裁判員本部委員を努めるなど、裁判員制度の推進・改善を目指す活動にも貢献。市民の皆様が裁判員として効率的に仕事ができるよう、有志で裁判員経験者との交流団体である裁判員経験者ネットワークを設立し、共同代表世話人として2ヶ月に一度、交流会を開催するなど、積極的な活動を続けています。
裁判員経験者ネットワーク https://saibanin-keiken.net/
弁護士 牧野 茂
- 所属団体
-
- 第二東京弁護士会(17922)
- 第二東京弁護士会裁判員センター
- 日弁連刑事弁護センター幹事
- 著書
-
- 裁判員裁判のいま(成文堂)
- 取調べの録画ビデオ~その撮り方と証拠化~(成文堂)
- 「民事陪審は実現できる」(二弁フロンティア2020年1月2月論考)
- 裁判員制度の10年(日本評論社)
事務所概要
| 名称 | フェアネス法律事務所 弁護士 牧野 茂 |
|---|---|
| 所在地 | 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-1 日土地ビル10階 |
| 電話番号 / FAX番号 | TEL:03-3500-5330 / FAX:03-3500-5331 |
| 対応時間 | 平日:9:00~18:00 ※時間外も対応しております(要予約) |
| 定休日 | 土・日・祝日 ※対応しております(要予約) |
| アクセス |
地下鉄銀座線虎ノ門駅下車(7番出口より徒歩1分) 丸ノ内線・日比谷線・千代田線 霞が関駅下車 A12出口より 徒歩3分 |

